会社員でない生き方、起業家に限らず。

頭のいいやつが起業家として大成するわけではない。慶應でも東大でもスタンフォードでもいいけどそういった大学を出て起業したやつらがみんな成功してるわけではない。お勉強は一生懸命やったやつらが起業家としては全然ダメ。一方で大学なんか出てなくても立派な企業を作り上げたやつは沢山いる。頭がいいというのは起業家として成功するための1要素でしかないのだ。それよりももっと重要なことがある。

 

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これは人によって意見の分かれる話だし誰がどんな見解を持っていてもいいわけだけど、IQの高さだけで勝負するのはあまりにも危険に思えてならない(そういう危ない起業家が近くには結構いる)。おそらく彼/女らは自分は優秀で労働者として与えられた仕事をしてるのには我慢できない、僕私はもっとすごいこと出来るんだもんね!!!で起業してる輩が少なからずいるのだろうが、それはそれでよい。しかし人より頭の回転が速いからとか記憶力がいいからとか計算が速いからとかいう理由だけで自分を優れた人間だと思い込みよっしゃ起業だ!!!はさすがに危なすぎる。サバイバルナイフだけ持ってフル装備のプーチン大統領に突っ込むくらい危ない。

 

ではどんな人物が起業家として大成するのか?やはり色んな人が色んな本を書いてるのでそれを読んだらいい。参考になる本はいっぱいある(お前の意見はどうなんだ!!!)。

 

正直色んなタイプのすごい起業家がいるから一概に「これ!」というのは難しい。千差万別。しかしその中でも「ほとんどの成功した起業家に共通する要素」を抽出して真似ることが出来たら彼/女らと同じような結果を出せるかもしれない。

 

僕の独断と偏見だから無視してもらっても構わないのだけど大成功した&尊敬を集めている起業家のほとんどは実現したい世界があってその手段がたまたま起業だったという人たちだと思う。株式会社という形態をとる以上組織の目的は拡大再生産の金儲けなのだが、彼/女らにとっては金すらも自分の実現したい世界を実現するための道具に過ぎない。資本主義においては自分の理想を世界中で展開するには株式会社という形態が一番やりやすいのだろう。逆にほとんどの起業家が人生を失敗に終えるのは金を稼ぐこと自体が目的となり単なるマネーゲームで遊んでるだけになるから。彼/女らは実現したい世界も理念も使命感も何もなく自己利益を最大化させるためだけに身体が動いていく。他人からしたらその人の満足なんでどうでもいいから協力者は全然現れない。歴史に名を刻む起業家とは行動原理が真逆であることがわかるだろう。稲盛和夫はこう言ったらしい。「たまたま私に宇宙からの使命があって京セラを作っただけだから、私は偉くもなんともない」。

 

人にばかり相談するのではなくたまには天と相談したらよい。どういうことか?目を閉じて思考をストップし呼吸に意識を向ける。30秒とか1分とか2分のを1回だけやってやめちゃうのではなく、1日5分でもいいから毎日続けてみる。慣れてきたら10分でも20分でも時間を伸ばすといいだろう。スマホとテレビと雑音と思考のノイズでずっとかき消され続けてきた心の声が聞こえるようになる。すると自分の生き方が思考で理解するというの「ではない」形で見えてくるだろう。2日とか3日だけやって意味がないと辞めないこと。科学的でないと信用できないという人は「瞑想 効果」とかで調べたら瞑想の効果を科学的に実証してくれてる記事が腐るほど見つかる。

 

起業家の話からなぜ瞑想の話に流れたのかは謎だがそういうこと(どういうことだ???)。今生きづらさを感じてる人や人生の方向性が見えない人や迷いがある人は瞑想をするとよい。過剰なものは減っていき足りないものは補われるだろう。